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終始一貫した本音

 この件では、自民党も古賀誠も大きなダメージがあったと思うが、ヒガシのダメージも大きい。彼は相打ち覚悟でやっているのか、それなら凄いかも、と思ってみていたが、どうも国政転身は終始一貫して彼の本音であったようだ。
 しかも、テレビでみると未だに国政への未練を感じさせる会見であった。

以下exciteから引用です。
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2009年7月16日 23時04分
毎日新聞
<東国原知事>宮崎のためを強調 開き直りも 出馬断念会見

 自民党からの衆院選出馬断念を正式に決めた宮崎県の東国原英夫知事は16日、県庁で約35分間にわたって会見した。おわびや釈明の言葉を並べ、今回の行動が宮崎のためだったと強調したが、開き直りや強弁とも取れる言葉もあり、国政転身を巡って揺れ続けた知事の心理をうかがわせた。自信満々の出馬条件の提示から3週間余り。自民党内や世論の思わぬ反発を招いた「そのまんま劇場」は、多くの県民に後味の悪さを残して終幕を迎えた。

 「県民にご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げたい」。16日午後4時から開かれた緊急会見で、東国原知事は冒頭の約9分間を説明に費やした。「地方分権を実行しなければいけないという信念に基づく行動だった」と、県民に理解を求めた。しかし一方では「これまで掛け声倒れに終わっていた地方分権が、三歩も四歩も進んだ」と、“成果”を強調することも忘れなかった。

 開き直りとも取れる発言に、記者が「県民には不信感が生まれている」と指摘したが「宮崎の存在価値、立ち位置をきちんとするために行動した」と反論。「なかなか発言の真意を伝えてくれない」などと、マスコミへの恨み節も飛び出した。

 知事の国政転身騒動は6月23日、自民党の古賀誠・選対委員長の出馬要請で始まった。自民の選挙対策を取り仕切る責任者自らの出馬要請に、知事の発言は日増しに自信にあふれるようになったが、静岡県知事選と東京都議選の相次ぐ敗北を受け、東国原劇場の「株価」は暴落した。

 自民党本部では、この日も「反麻生グループ」と党執行部との間で、両院議員総会を巡る綱引きが続いた。今回の擁立劇のもう1人の主役、古賀委員長は記者団に「国政への出馬環境が整わないのであれば、引き分けにしましょう」と完全に白旗を揚げた。

 国政転身騒動は昨年秋に続いて今回が2回目。自信満々だったことも災いして、知事の県政への熱意を疑う有権者も増えている。日南市の公務員男性(41)は「地方分権にかこつけて国政に移ろうなんて、真意に関係なく不見識。県民はもう知事のことを信用しない」。宮崎市の男性会社員(59)は「ビートたけしさんに諭されて態度を変えるなど、政治家としての弱さを露呈した」と語り、知事が残された1年半の任期を「ふらーっと過ごす」ことは到底できなさそうだ。【石田宗久、高橋克哉、種市房子】


Excite エキサイト : 政治ニュース
by japan-current | 2009-07-17 11:24 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


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