【酒井法子】恩を仇で返す
2009年 08月 10日
23年もいっしょに仕事をして、ともに成長してきたはずなのに、どうしてこうなったのか。何も相談してくれなかったのか。残念で仕方ないだろう。
酒井法子にとって、彼はどんな存在だったのだろうか。越後獅子の親方でしかなかったのか。それとも親同然の存在だったのだろうか。
私は前者だと思う。これまでの積み重ねがあるからだ。彼女は、恩を仇で返し続けているように思う。
以下exciteから引用です。
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2009年8月10日 17時00分
夕刊フジ
帝国崩壊の危機…大物芸能人も事務所社長に“違和感”
★覚醒剤逮捕・のりピー栄光と奈落
酒井法子容疑者(38)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された翌日の9日朝、所属するサンミュージックプロダクションの相澤正久社長(60)は、東京都新宿区の事務所で会見を開いた。
直接会ったら何と言いたいか? 報道陣に問われた場面で、本音をもらした。
「まず叱りたいです。同時に何を言おうが、僕は酒井のことを怒りません。もちろん叱りますが、『お前が悪い』と言ったにしても彼女をどこかで見守っていかなきゃいけないし、彼女をどこかで救ってやりたいという気持ちがあります。ただ、なんでこんな長い付き合い…23年間ですよ。本当にこの長い付き合いの中で、彼女が本当に自分が苦しんで追い込んでいるときに一報をくれなかったのか」
涙をこらえて、声が出なくなる。
「いくら彼女自身が自分を追い込んでいたとしても、一言、言ってくれれば励ましの言葉もかけられたし、もっと早く彼女自身も出てこれるきっかけになったんじゃないかと思います。それだけが残念ですし、会ったら彼女に言いたいと思います。『そんな仲じゃないだろう』と」
これが、ただの失踪劇なら「タレント思いの社長」という美談になるが、同じ芸能界からの反応は厳しかった。
歌手の和田アキ子(59)は、TBS系「アッコにおまかせ!」の中で、「ここんとこ芸能界、ちょっと覚せい剤とかクスリとか多いですからね」と大きなため息。酒井容疑者と同じ事務所に所属するカンニング竹山(38)が、「悪いことは悪いことですから。僕にとってはもう『マンモスかなピー』みたいなことですね」とお笑いタレントらしい言い回しで“のりピー語”を織り交ぜてコメントしたが、スタジオはかえって白けたムードに。
和田は、「どこかで救ってやりたい」とする事務所の対応に、「今そんなこと、おたくの会社が言ってる場合じゃないでしょ」と、竹山の方を向いて苦言を呈した。
事務所の社長が、酒井容疑者の覚醒剤疑惑に感づいてなかったことにも違和感を覚える発言が相次いだ。
女医でタレントの西川史子(38)は、TBS系「サンデージャポン」の中で、「私のヘアメイクさんすら(疑惑を)知っていた」と語った。
ビートたけし(62)は同局系「ニュースキャスター」で、「絶対それだろうとみんな思うんだけど、公共性のあるものだから(テレビでは)言えない。みんな言いたくてしょうがないんだけど」と、歯がゆさを示した。
酒井容疑者の日常を所属事務所は本当に把握していなかったのか。サンミュージックの内情に詳しい芸能関係者が、こう代弁する「酒井が逮捕された夜、警視庁からサンミュージックには全く連絡が入っていなかった。酒井が依頼したという弁護士も所属事務所とは無関係で情報が入ってこない。相澤社長は、疲労と心労が重なり倒れていたこともあり、制作部長が事情説明に出た。報道陣から『社長がすぐに出てこないとは、無責任だ!』と罵声も飛んだが、正確な状況がつかめない以上、社長が出ても責任ある発言ができないという判断だったようだ」
中学生の頃から見守り続けてきた所属事務所までもが裏切られたところに、今回の事件の根深さがある。(芸能界薬物汚染取材班)
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