結局、だれが一番悪いの?
2006年 09月 25日
この事案自体は、ずさんな取り組みを反省していただくしかないだろう。
地方公共団体の経営責任、そして、いい加減な学者・コンサルタント業者の責任を問いただす、素晴らしい事例である。
早稲田大学って、最近、国庫補助金の不正受給など先生方のスキャンダルが多い気がする。
ところで、この計画を推進した環境省自身にも問題はないのだろうか?
これにいたる経過って、クリーンエネルギーにふさわしいものだったのだろうか?
当事者それぞれに言い分があるのではないだろうか?
以前、地熱発電というのがあった。グリーンランドではうまくいっているらしいが、通産省主導で九州などで進められていたけど、どうなったのか?
以下引用です。
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環境省が交付金返還命令 つくば市の風力発電事業で
[ 09月25日 12時52分 ] 共同通信
茨城県つくば市が国の補助を受けて小中学校に設置した風力発電機が計画通りに発電しなかった問題で、環境省は25日、交付金全額の1億8500万円の返還命令を出した。
返還を求めた理由について、同省は「風車の改良では抜本的な改善策にならないとの報告が市からあり、事業目的の二酸化炭素削減は期待できないと判断した」としている。
この問題で、つくば市は基本計画の策定を委託した早稲田大に設置費用約3億円の損害賠償を求め提訴しているが、風況調査もせずに機種を選定するなど市のずさんな対応が明らかになっている。