滝川市の事件で不思議に思うこと
2006年 10月 08日
(その1)
なぜ、その子がそれ程までのいじめに遭っていたのか、ということだ。
結局は、担任が気づいていなかったので、今となっては誰にもわからないということなのだろうか?原因らしきもの、きっかけらしきものがわからない。
(その2)
また、なぜ、これほどショッキングな事件を1年にもわたって「隠蔽」することができたのか、ということだ。
4万5千のまちで噂にならないはずはなく、報道関係者が全く知らなかったはずはない。
野党の市議会議員もPTA関係者も、知っていたはずだ。
まるで、隠蔽について、「地域的合意」があったかのようだ。
以下引用です。
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届かなかった心の叫び 女児の遺書隠した市教委
[ 10月08日 17時02分 ] 共同通信
北海道滝川市で昨年9月、小学校の教室で首をつって自殺した6年生の女児は友人にたびたび「死にたい」と漏らしていた。心の叫びはなぜ伝わらなかったのか。自殺を事故、遺書を手紙と呼び換える学校や市教育委員会は責任を回避するばかりで、発生から1年、ようやくいじめが原因と認めた。
「友達から避けられている」。昨年7月、担任教諭は女児から相談を受けた。1クラス約30人。女子から仲間外れにされ、席替えで隣の席になった男子には「かわいそう」という声が出た。教諭は仲間外れにした側の児童に注意し解決したと考え、保護者には報告しなかった。
しかし、8月にあった修学旅行の部屋割りで女児だけが最後まで決まらなかった。
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