全ての教師は自戒を
2006年 10月 15日
福岡のいじめ自殺の発端は
教師がいじめ発言を繰り返したことにあるようだ。
大人が他人と接するとき、
たとえばモノを売るとき、対応が悪いと買ってくれないし、次回から相手にしてもらえない。
対等な商取引の世界では当たり前だ。
しかし、子供にとって、先生は先生である。
野球のアンパイアが絶対であるが如く
先生は子供に対して、大きな権威と影響力を有していることを忘れないで欲しい。
また、この先生が学年主任を務めていることについては、教員の評価のあり方に問題はなかったのかと感じる。
以下引用です。
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<福岡いじめ自殺>
発端は学年主任の「いじめ発言繰り返し」
[ 10月15日 20時40分 ] 毎日新聞
福岡県筑前町の町立三輪中2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、合谷(ごうや)智校長、中原敏隆町教育長、学年主任らが15日、男子生徒宅を訪れ、両親と面会した。学校側は、男子生徒の1年時の担任教諭を務めた学年主任(現在)がいじめ発言を繰り返し、それが発端となって他の生徒にまでいじめ行動が広がったことを認めた。
両親と学校側の面会は報道陣に公開された。両親らは、自殺直後に学校が全生徒から取ったアンケートと、両親が親しかった生徒2人に書いてもらったメモを基に「アンケートで一部生徒が学年主任によるいじめを記述している」と指摘した。
また、▽1年の時に生徒らをイチゴやジャムに例えてランク付けし、成績が悪い人は「出荷できない」と話すなど人格無視の発言を繰り返した▽息子がケガをしているのに仮病よばわりやうそつき扱いした――などを、同級生2人から伝えられたことを明かし、「間違いないか」とただした。学年主任は「(男子生徒が)からかいやすかったから」と、いじめ発言を繰り返していたことを認めた。
さらに、母親が男子生徒のインターネット利用について教諭に相談した内容を他の生徒たちに明かして、これに絡めてバカにしたあだ名をつけ、いじめを誘発していたことも指摘した。
両親がこうした教諭の言動がいじめ助長につながったのではないかと迫ると、合谷校長は「そう思います」と答えた。学年主任は「一生かけて償います」とうつむきながら謝罪した。【川上敏文】
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