栗東新駅の波及効果

新滋賀県知事就任から僅かの間にどういう計算をしたのだろうか。
多分、推進派の前知事がやらせた計算の前提条件等を変更しただけだろうと推測する。
所詮、屁理屈対屁理屈なのかもしれない。

入札する期間がなかったはずで、以前に携わったコンサルタント業者と随意契約を結んで算定させたのだろう。随意契約の金額や理由も興味あるところだが、論点がそれるので置いておく。県の職員が自力で算定したことになっているかもしれない。

本論としては、少しは前向きな解決、現実的な解決を両者で探って欲しいと思う。
すでに着工されており、どういう形の解決が可能なのか外野には全くわからない。

たとえば、人口減少を前提とする考え方に対して、減少するから対策を講じなければならないとする考え方というような、平行線の議論は避けて欲しいと思う。


以下引用です。
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波及効果を大幅下方修正 新幹線新駅めぐり滋賀県
[ 10月24日 22時52分 ] 共同通信
 滋賀県栗東市の東海道新幹線新駅建設問題をめぐり、県が波及効果を再検証したところ、新駅開業10年後の税収が従来の予測より半減するなど大幅に下方修正する結果がまとまった。24日、関係者が明らかにした。
 再検証は新駅建設凍結を公約に掲げる嘉田由紀子知事が指示。知事は28日に開催される「新駅設置促進協議会」で関係自治体に提示し、これを有力な根拠に凍結に向けて同意を取り付けたい考えだ。だが栗東市などの強い反発は必至で、新駅論議は曲折が予想される。
 今年5月に着工した新駅は2012年開業予定。建設費は総額約240億円でこのうち約117億円を県負担とする計画。再検証では、最新の国勢調査などによる人口増加予測などを利用。「高位」「中位」「低位」の3段階で新駅の効果を計算し直した。

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Commented by 滋賀県人 at 2006-10-25 08:13 x
こんにちは。
こちらから計算しなおす前の推進派が作った「波及効果」の資料の一部が見られるのですが、

http://www.biwa.ne.jp/~yamamasa/sinkansen.htm
http://www.biwa.ne.jp/~yamamasa/rittoeki.pdf

なんとも都合のいい試算だと思えるところが散在しています。

たとえば、人口が増えますよと言いながら、三河安城駅でのケースを試算に使っているのですが、三河安城駅は在来線の駅も同時に開業しており、新幹線だけの純粋な効果とは考えられず試算に使うのは問題があると言えます。ちなみに在来線の駅なら滋賀では南草津駅が開業しており、そこは新幹線の駅がなくとも急速に発展しています。

また観光客の増加率が1.5倍に増加すると言ってますが、滋賀の観光客はほとんどが京阪神の近場からのものです。なのにその京阪神も含めて試算しているようです。もちろん新幹線の駅ができても新快速があるので京阪神の人たちにとってはほとんど
関係がないことでしょう。

あと定期券の割り合いもかなり疑問です。試算では35%が定期券利用でとありますが京阪神との間は新快速という便利なものがあるのにどれだけの人が利用すると言うのでしょうか?月に2~3万円は余分にお金がかかるんです。バブルの時代じゃないんです。それでもって朝8:30までに大阪に行こうと思ったら始発から数えても2~3本しかありません。やたらとお金があって朝ゆっくりと夜は早く終われる金もち重役ぐらいしか使えない代物だと思います。現在の時刻表をよく見てください。栗東新駅のために始発の時間が早くなったり本数が増えることはないでしょう。

素人が少し見ただけで甘い試算なのが見えてきます。
Commented by japan-current at 2006-10-25 08:19
滋賀県人さんコメントありがとうございます。
いいネタをありがとうございます。
役所の計算というかコンサルタント業者の計算って、
こんなもんなんです。
なぜかっていうと、結論が先にあって、
限られた条件のなかで理由付けするからです。
しかも、現地に行ったこともない人間が鉛筆をなめるわけですから。
by japan-current | 2006-10-24 23:35 | ニュース | Comments(2)

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


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