悪循環
2006年 11月 19日
市民から批判が相次いだそうだが、これまで有権者としての責任、株主としての責任を果たさずに放置していた責任は市民にある。
しかし、負担増と受益減ばかりでは、ますます人がいなくなる。
悪循環だ。
夕張の場合、いわば粉飾決算があり、財政悪化が表面化しなかったわけだが、田舎はどこも五十歩百歩だろう。
為政者は現状を素直に示し、住民の理解を求めなければ、夕張のようになる。住民も為政者を非難するのではなく、株主の1人として自ら取り組んでいかなければならない。
以下引用です。
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財政再建の市民負担試算 夕張市が4つの例
[ 11月19日 01時09分 ] 共同通信
財政破たんした北海道夕張市は18日の住民説明会で、財政再建に伴う市民の負担増を家族構成ごとに試算した4つのモデルケースを示し、年収400万円の4人家族世帯で年間約16万6000円の負担増となる例などを説明、協力を求めた。出席した市民からは批判が相次いだ。
14日に明らかにした財政再建のための「基本的枠組み」では歳入増策として、市民税や固定資産税、軽自動車税などの引き上げのほか、ごみ処理の有料化、下水道使用料の引き上げなどを盛り込んだ。
試算では4つの例のうち、小学生と保育園児を持つ年収400万円の40代の夫婦の4人家族の世帯で、最も負担増が大きく年間約16万6000円。65歳以上の年金生活の1人暮らし世帯では年間約4340円の負担増などとしている。
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