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朝昇龍の味方

相撲を知らない私からすると、けたぐりという技で勝った朝青龍が、なぜ批判されるのか理解できない。

それが反則技ではないのなら、問題ないと思う。
彼の所作には批判も多かったし、快く思われない面も多かった。しかし、それが技として認知されているならば、その技を掛けられる隙があった対戦相手の修行が足りないということでしかないだろう。


以下引用です。
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<大相撲>
朝青龍のけたぐり「品格にかける」…横審が小言
[ 11月27日 19時30分 ] 毎日新聞

 大相撲の横綱審議委員会(横審)が27日、両国国技館であり、九州場所で全勝優勝した朝青龍のけたぐりについて、出席した全8委員が「やるべきでない。品格にかける」と、きつい小言。

 問題の一番は8日目の稀勢の里戦。石橋義夫委員長(共立女子学園理事長)は「いまさら星を変える訳にもいかないが……。受けて立つ余裕を見せてほしかった」。内館牧子委員(脚本家)に至っては「けたぐりという言葉自体、品がない」と話し、果ては朝青龍が制限時間を迎えた時まわしをたたく所作に「横綱がみっともない」。

 これには北の湖理事長が「取組直前の所作については直せないし、あれがなくなったら終わり」と苦笑い。今年は19種の決まり手で幕内最多67勝を勝ち取った横綱にとって「奇襲」も作戦のうち。非の打ちどころのない勝利につけた、精いっぱいの注文か。【上鵜瀬浄】


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横綱の奇襲を批判 大相撲の横綱審議委員会
[ 11月27日 19時04分 ] 共同通信

 大相撲の横綱審議委員会(横審)が27日、東京・両国国技館で開かれ、石橋義夫委員長は九州場所で19度目の優勝を果たした横綱朝青龍が小結稀勢の里に奇襲のけたぐりで勝ったことに「横綱の品格の面からみて、してはいけない。委員全員が同じ意見だった」と話した。
 朝青龍の5度目の全勝については各委員の評価があった。石橋委員長は「最初はフラフラしていたが、よくこらえた。けたぐりのことは本人も自覚していると思う。きょうの話は師匠から本人に伝えてもらう」と語った。


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“横しま”朝青龍「横綱の美学」無視に不満の声しきり
[ 11月22日 17時05分 ] 夕刊フジ

 その勝ち方に異議あり。10日目、目下、22連敗中で、今場所こそ、と意気込む琴光喜をあっさり叩きつけて全勝で独走する朝青龍に、協会首脳の間から「あれが横綱の相撲か」と不満の声があがっている。

 8日目、朝青龍は、先場所、完敗している稀勢の里を立ち合い一瞬、右足を飛ばして蹴たぐりの奇襲ワザで倒した。翌9日目の黒海戦では、最後はまわしをひきつけて寄りきったが、途中、右で足を取っている。


 運動能力の高さを誇る朝青龍ならではのワザで、蹴たぐりは平成14年春場所8日目の千代大海戦で、足取りは平成13年秋場所6日目の武蔵丸戦で決めて、このときは初めての金星を獲得している。


 ただ、どちらも、言ってみれば勝ち星欲しさをむき出しにしたセコい相撲で、さあ、どこからでも来てみろ、と堂々と受けて立つ横綱相撲ではない。稀勢の里戦の蹴たぐりを目の当たりにした北の湖理事長は「決してホメられる相撲じゃないな」と思わず唇をかんだ。


 「オレたちは下積みのころ、いろんなかたちで横綱とはどういう存在で、土俵の内外でどう振る舞わなければいけないか、それこそ師匠から耳にタコができるくらい聞いたもの、いい着物を着て、相撲が強いだけが横綱じゃない。ああいう相撲を見ると、やっぱり朝青龍は外国人。相撲がわかっていないな」と元横綱もため息をついていた。


 稀勢の里の師匠、鳴戸親方(元横綱隆の里)は負けて帰ってきたまな弟子に「お前に迫力負けして横綱が逃げたんだ。そう思って胸を張れ」と逆に褒め、負けた日のお決まりの“助言講座”は中止したという。ひたすら勝ちまくる朝青龍、果たしてこの横綱の美学を理解できるだろうか。



Excite エキサイト : スポーツニュース
by japan-current | 2006-11-28 00:39 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current