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参議院では見直しと言う中川幹事長

衆議院では刺客支部長据え置きとしておきながら、参議院では見直しと言う中川幹事長。
彼の手腕には疑問を感じる。
候補者に疑問があるなら、青木・片山と話をつければいいのに、表立って顔に泥を塗る。青木・片山だって1人でも多く当選させたいのだから、究極の利害は一致しているはずだ。
方向としては、都道府県連に下駄を預けるべきだろう。

参議院選挙は、選挙区・都道府県連レベルでは、すでに始まっている。

以下引用です。
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<参院選>
中川幹事長の「公認候補見直し」発言に青木氏反発
[ 12月05日 22時18分 ] 毎日新聞

 自民党の中川秀直幹事長による来夏参院選の「公認候補見直し発言」が参院側に波紋を広げている。9月の総裁選で見直しに言及した安倍晋三首相に続くものだが、青木幹雄参院議員会長らは選挙まで1年を切った中で無用の混乱を避けたいところ。郵政造反組復党問題で前職を含む一括復党という青木氏の要求をはねつけた中川氏への不満が高まっている中での発言だけに、中川氏の今後の出方によっては衆参執行部の溝が一層深まる可能性がある。

 「都道府県連の意向がポイントだ。中川幹事長1人で(見直しを)やったって勝てるわけがない。もう少し慎重に発言した方がいい」

 青木氏を支える片山虎之助参院幹事長は5日の記者会見で中川発言に強いクレームをつけた。

 同党の参院選候補者は、各都道府県連や支持団体の公認申請に基づき、選挙区41人、比例代表26人が公認されている。ただ、世論調査などで民主党に引き離されている選挙区もあるとされ、中川氏は同日の会見で「勝てる態勢になっているかどうかの検証は年内にも始める」と、見直しを急ぐ考えを重ねて示した。

 しかし、公認候補はすでに選挙運動を始めている。参院には「差し替えられる候補者が『絶対出る』と言ったら、大変好ましくない事態になる」(片山氏)と共倒れを懸念する声も少なくない。青木氏も周辺に「都道府県連を中心に決めたことに党本部が『代えろ』と言っては刺激するだけ」と語るなど、9月の安倍発言に続いて不快感を強めている。

 首相や中川氏には、04年の前回参院選で獲得議席が49にとどまり、民主の50議席に競り負けた苦い思い出がある。首相は幹事長として選挙を指揮したが、幹事長就任以前に公認候補の半数以上は決まっていた。敗北の責任を取る形で幹事長代理に降格された首相が、公募などを通じて自力で勝ち抜く候補者選定にこだわるのはそのためだ。

 一方、中川氏は復党問題で「首相の意向」を最大限に利用し、青木氏らの要求をはねつけた。参院幹部は「党内の不満は根強く、『中川包囲網』ができつつある。首相に忠誠を尽くさないと、もたない」と語る。専権事項である候補者選定に衆院側が手を突っ込むことへの嫌悪感も加わり、衆参の対立は激化しそうな気配さえある。【中澤雄大】

Excite エキサイト : 政治ニュース
by japan-current | 2006-12-06 06:20 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current