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多形紅斑の経過

H19.4.11水
午前
屋外で伐採されたカイヅカイブキの撤去作業に携わる。伐採した樹木をトラック に 持ち上げる際に襟足から首筋にゴミ若しくは木屑が入り、大きな不快感を感じる。
午後
デスクワークに戻るが、軽い不快感が続く。17時過ぎに退社。
18時から大学同窓会の役員会(飲酒なし)があり出席後、帰宅。夕食後、疲労感強く居間でうたた寝。襟足から肩に掛けてコブのようになっていることに気付く。軽くシャワーを浴びて就寝。
H19.4.12木
午前
痒みと腫れが全身に広がる。最も驚いたのは、朝、陰茎の皮の部分に腫れがあったことだが、昼には消えていた。食欲減退。
午後
以前の経過も重要だし、最近、他のことでお世話になっている皮膚科専門医が休診だったし、夕方、H14に発症したときにお世話になった皮膚科を掲げる形成外科開業医で受診。アレロック5mg×2回とフルメタ0.1%を処方される。

運動会とPTA総会の打ち合わせ会があり出席する。唇(上下)の腫れが急に酷くなり、普通にしゃべれなくなった。アレロック服用開始。痒みはほとんどなし。
H19.4.13金
午前
四肢の腫れが広がる。圧迫される部分に強く出るようだ。胴体腹側の発疹も出てくる。顔の発疹も目立つようになった。発熱があるのか寒気が酷くなり、ロッカーのカーディガンを出して着る。
夕方
同僚から帰るように言われたが、仕事の都合上帰れず、夕方、形成外科開業医で再受診。38.1℃。総合病院受診を勧められ、土曜も診療している総合病院で受診を決定、紹介状をもらう。熱は、昼間の方が高かった。38.1℃あったが、自分の感じではその時点では37℃から37.5℃の感じだった。外用薬をデルモベートに変更。

ひたすら寝る。何時間も寝た感じで目覚めるが、1・2時間しか経っておらず、たくさんの寝汗をかいた。
H19.4.14土

総合病院で受診するも、またもや形成外科医だった。血液検査を実施。とにかく、だるくて、外来待合のソファで横になった。結局、当面、入院するほどではなく、新たな処方と何かあったら県立中央病院(クルマで1時間くらい)へということだった。熱は37.7℃だった。下肢の腫れが顕著だった。セレスタミン2錠×2回 デルモベート軟膏&スカルプ という処方だった。
院外処方だったので、薬剤師から既処方のアレロックと合わせてセレスタミンを服用するように指示されたのかと問われたので、ハイと答えた。尋ねると名前のとおり抗ヒスタミン剤だという。医師は副腎皮質の内服を出すと言っていた。医師とのやりとりが不安だったので、アレロックは止めて様子をみることにした。後でわかったことだが、セレスタミンは旧型の抗ヒスタミン剤と副腎皮質を製剤したものだった。医薬分業が裏目にでたわけだ。
下肢の腫れが悪化。火傷のような外観と痛み。
食欲回復。便通回復。
H19.4.15日
昨日以上に寝汗をかいていた。
ひたすら寝た。
H19.4.16月

35.5℃ 四肢の腫れが大きく軽快した。痒みが出てきた。
食器の片づけをしようとしたら、洗剤を付けたスポンジで手がシュワシュワになるような感じがあり、即座に洗剤を洗い流した。
山は越えた感じだが、不安だし、再発の可能性をあるので、当初、受診を考えた皮膚科専門医(開業医)で受診する。「かゆいところに手が届く」説明と対応だった。週末に再度受診することで、新たに処方してもらう。
痒みが出てきたのは、アレロックが切れたからだそうだ。セレスタミンは旧型の抗ヒスタミン剤と副腎皮質を製剤したもので、アレロックとはタイプが違うそうだ。総合病院の医師の話は聞き違いではなかった。薬剤師の話も間違いではないが、体力気力の低下した患者にとっては、結果的に余計な一言であった。いずれにしても、現在はセレスタミンの内服が効を奏している診断だった。
副腎皮質の内服の減らし方がこれからのポイントだそうだ。
関わった形成外科専門医が力不足であるように感じる方もあるかもしれないが、患者本人としてはそれぞれにベストな処方を出してくれているわけだし、全く不満はない。ただ、内科医が小児科の診察したような不安はちょっと感じたけれど。

皮膚科専門医は風邪との関係も疑っている。それいえばH14のときもそんな気がしないではないが、かかりつけの内科と耳鼻咽喉科に照会すればわかるけれど、原因としてはそうかもしれない。ただ、引き金は11日朝の作業だ。

さて、明日から職場復帰だ。

まあ、H14に初めて発症したときは、懇意なベテラン開業医の直々の紹介で大病院の皮膚科を受診しても症状がしばらく軽快しなかったので、不安いっぱいだったが、今回は本人が一番安心していたかもしれない。
ただ、頭痛が酷かった。頭の機能低下も酷かった。
by japan-current | 2007-04-16 21:50 | 多形紅斑

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


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