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ガリバーはつくらない

 コムスンは業界第1位だ。シェアがどのくらいなのか知らないが、第2位のニチイ学館や第3位のツクイが事業の一括譲渡を受ければ、ガリバーを誕生させるだけで、厚生労働省が望むところでもないだろう。
 それに、一括譲渡ではコムスン主体で話が進むことになるだろうし、やはり分割がいいに決まっている。通常なら、分割すれば高く売れるだろうけれど、コムスンの実態からすれば分割によって買手市場で話を進めることができるのではないだろうか。
 
以下exciteから引用です。
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<コムスン事業譲渡>分割案が浮上 円滑に受け皿移行と判断
[ 06月13日 03時00分 ] 毎日新聞

 介護事業の不正行為で厚生労働省から新規指定・更新を禁止されたコムスンの事業譲渡を巡り、訪問介護や老人ホームなどの事業ごとに分割して売却する案が浮上していることが12日、分かった。ニチイ学館やツクイなど多数の社が事業買い取りに名乗りを上げ、厚労省も分割譲渡の方が円滑に受け皿に移行できるとの判断に傾いている模様だ。訪問介護事業の買い取りに強い意欲を見せているのはニチイ学館のみで、早期の受け入れが決まる可能性が出てきた。

 コムスン親会社、グッドウィル・グループ(GWG)の折口雅博会長は同夜、記者団に「事業の一括譲渡が望ましい」との意向を改めて示した。その上で、「訪問介護以外の施設型事業については、切り離して譲渡することも検討する」との考えを明かした。同会長によると、これまで同業他社や医療法人など約20社から、事業買い取りの打診を受けている。今後、厚労省と協議のうえ、個別の交渉に入る方針だ。

 買収に名乗りを上げた企業の中には、老人ホームやグループホームなど一部の事業に限って要望しているものがある。一括引き受けでは候補先が限られるほか、複数社による事業の争奪戦になれば、受け皿の選定が長期化することも予想されることから、厚労省は一括譲渡には必ずしもこだわらない姿勢と見られる。ある企業は「厚労省から分割譲渡が望ましいとの意向を受けた」と話している。

 コムスンの事業譲渡を巡っては、訪問介護2位のニチイ学館と、同3位のツクイが一括譲渡を受け入れる意思があることを表明し、交渉に入る方針。また、準大手のセントケア・ホールディングなども一部事業の引き受けに意欲を見せているほか、居酒屋チェーンのワタミも老人ホームの引き受けを表明している。また、通信教育最大手のベネッセコーポレーションもこの日、有料老人ホーム事業の引き受けを検討することを明らかにした。

 このほか、ジャパンケアサービスは同日、コムスンの夜間の訪問介護サービスの利用者受け入れで、コムスンと合意。ニチイ学館などはGWGにトップ会談を申し入れており、譲渡交渉の動きが本格化している。【工藤昭久、宮島寛】

Excite エキサイト : 社会ニュース
by japan-current | 2007-06-13 07:08 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current