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できるはずがない どう仕舞をつけるかだ

所詮、無理な話だ。
大雑把に言って、入金伝票から紙台帳、紙台帳から電子データという流れだろうけれど、元々の入金伝票からいい加減なはずで、できるはずのない仕事だ。ある程度までやったら、心当たりのある方からの申し出と照合していき、同一性があればOKとするしかないだろう。また、それでも宙に浮いたままの年金は残るだろう。

まあ、問題は安倍総理の答弁だろう。大体、普通に考えて、できるはずがないわけで、そんなことを「やる」と言ってしまう安倍総理に適性がなかったわけだろうし、そんな総理総裁しか立てられなかった自民党の問題だし、そんな政権党しか立てられない国民全体の責任だ。

それにしても、年金問題の解決は政治課題だが、そもそもの責任は労組側にもあるわけで、民主党の鬼の首をとったような態度もいかがなものか。

いずれにしても「エンドレス」でがんばってもらわなければならないが、全部確定することなどできるはずがない。松下のファンヒーターと同じく、できないのはわかっているけど、精一杯続けていくということしかないだろう。

以下exciteから引用です。
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<年金記録問題>政府に逆風再燃懸念 野党は衆院選争点化も
[ 12月12日 21時33分 ] 毎日新聞

 宙に浮く年金記録5000万件の照合を来年3月までに完了するとの公約が厳しい情勢となり、政府・与党には年金問題への世論の逆風が再燃することへの懸念が12日、急速に広がった。一方で民主党など野党は舛添要一厚生労働相の責任追及に加え、次期衆院選の争点化も意識した攻勢を強める構えだ。

 舛添厚労相「私は長妻さんに、紙台帳の問題も解明する決意を披瀝した。しかし、財源問題や人の手当ても必要だ」

 長妻昭衆院議員「まだ人の手当てが必要と言っているのか。やる気のない発言だ」

 12日の衆院厚生労働委員会で民主党は、年金記録問題を発掘した長妻氏が質問に立ち、コンピューター入力される以前の「紙台帳」の徹底調査を迫った。8億枚以上の紙記録の再点検を行えば、さらに膨大な入力ミスが発覚、問題が新展開するとの読みからだった。質疑に先立ち自民党の大島理森国対委員長は厚労相に「言い訳と思われるようなことを言わないほうがいい」とのメッセージを伝えるなど、政府・与党に警戒感が漂った。

 与党には、参院選で与党を惨敗に追い込んだ年金問題で国民の怒りが再燃することに恐怖感がある。特に町村信孝官房長官が11日、年金照合の公約を「選挙中なので簡素化して言った」と釈明したことに、火に油を注ぎかねないとの懸念が広がった。宙に浮く年金記録については、参院選を前に安倍晋三前首相が「最後のお一人に至るまで記録をチェックし、保険料をまじめに払っていただいた方々に正しくお支払いする」と強調。これを受け、厚労相も「最後のお一人、最後の一円までお支払いする」と発言していた経緯がある。

 公明党の北側一雄幹事長は12日「適切ではない」と町村氏発言を批判。町村氏も同日午後の記者会見では「私は正当化したり問題がなかったなどと言うつもりはまったくない」と強調した。

 一方、野党側は12日、国会内で開かれた野党国対委員長会談で、衆院厚労委で集中審議を要求することを確認した。山岡賢次・民主党国対委員長は「『選挙だったからうそをついていい』で片づけられる問題ではない」と強調した。野党内には厚労相の問責決議案を探る動きもあるが、年金問題は次期衆院選につながるテーマとみている。次期通常国会を与党攻撃の主戦場とする考えだ。【須藤孝】

Excite エキサイト : 政治ニュース
by japan-current | 2007-12-13 04:08 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current