まごころ込めて手渡しで
2008年 04月 01日
こういうものって、もちろんいけないことだけど仮にやるとすれば、「まごころ込めて手渡しで」やらないと意味ないような気がするけどなあ。
しかし、仮にぼくが送りつけられたら、わざわざ返送するかなあ。返送するっていうことは、「あなたには投票しません。」若しくは「このことは警察へ通報します。」ってことに近いことになるんじゃないかな。小さな町で、そんなことをするのも勇気がいるだろうね。ちょっと突っ返すのは難しいかもしれない。その場合、同等品のお返しをしていれば、いいのかなあ。どうなんだろうか。
それにしても、宅配便で送るっていうのは、世の中を舐めすぎている。
①有権者が本当に僅かな贈物で動くと思っている。気持ちの証としての贈物ではなく、贈物そのものの僅かな価額に頼っている。
②証拠が残っても問題ないと思っている。
ふざけたジジイだ。こういう奴が政治家然としているから世の中おかしくなる。
以下exciteから引用です。
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<選挙違反>町民306人書類送検 徳島・藍住町議選
[ 04月01日 02時30分 ] 毎日新聞
徳島県警が藍住町議選を巡る選挙違反事件で、逮捕された町議から票の取りまとめの見返りにハムの詰め合わせを受け取ったとして、有権者の町民306人を公選法違反(受供与)容疑で徳島地検に書類送検した。町の有権者数は約2万6000人で、約85人に1人の割合で書類送検するという異例の事態となった。
町議選は今年2月17日に投開票。調べでは、同法違反容疑で逮捕、起訴された同町東中富、町議、木内真三郎被告(72)が昨年11月下旬、宅配便などでハムの詰め合わせ約900セットを有権者に配った。うち約200セットは受け取りを拒否されるか受け取った後に返品されたが、書類送検された306人は受け取ったままだった。
今回の選挙は定数が20から16に削減され、17人が立候補。木内被告は9位の688票で3選された。県警の調べに対し「定数減で危機感があった」と供述している。
徳島県は70~80年代、元首相の三木武夫氏(故人)派と元副総理の後藤田正晴氏(同)派が主導権争いを演じた「阿波戦争」の舞台。藍住町は三木派の地盤で激しい争いが続いた。74年夏の参院選では509人が摘発されたこともある。
今回のケースも変わらぬ金権選挙体質を露呈した形で、ある県警幹部は「捜査を進めるうちに数が膨れ上がった。これだけ大胆な違法行為をして見つからないと思ったのか」とあきれている。【向畑泰司】
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