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それで「おふくろさん」はどうなるの?

故人には申し訳ないけれど、作詞家や作曲家が世に送り出した歌は、すでに彼らのものではない。もちろん、著作権を有するし、金銭的な利益を得る権利はあるわけだが、単に「正調」で歌わない歌手には歌わせないというのでは国民が納得しない。アレンジも芸のうちだし、歌手の気持ちもこめられている。

 森進一に落ち度があるとしても、故人も大人の対応をするべきだっただろう。故人の対応は、たとえばワイドショーのレポーター等への対応を含めて、分別をもって芸能界で生きてきた人の対応ではなかっただろうと思う。

 ジャスラックも杓子定規に考えず、あの時の故人の申し出は適正な判断力の下にはされなかったと考えるべきではないだろうか。

(追い書き08/0408 07:04)
 今朝の共同通信によれば、ジャスラックの見解は、森進一だけに限定して歌唱禁止することはできず、あとは残された森進一の気持ち次第のようだ。

それはそれとして、たくさんの作品を残した偉大な作家に弔意を表したい。


以下exciteから引用です。
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<訃報>川内康範さん88歳=作詞家・作家
[ 04月07日 18時35分 ] 毎日新聞

 「おふくろさん」などのヒット曲を送り出し、テレビドラマ「月光仮面」の原作も手がけた作詞家・作家の川内康範(かわうち・こうはん)さんが6日午前4時50分、青森県八戸市内の病院で死去した。88歳。葬儀は近親者だけで行う。喪主は非公表。

 北海道生まれ。高等小学校卒業後、さまざまな職業を経験した。小説家の中河与一に師事し、作家活動を開始。小説のほか、数々の映画、テレビドラマの原作・脚本を書いた。特に「月光仮面」は大ヒット。テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の監修も務めた。

 作詞家としても活躍し、和田弘とマヒナスターズの「誰よりも君を愛す」は日本レコード大賞を受賞。他にも、森進一さんの「おふくろさん」「花と蝶」、青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」、城卓矢の「骨まで愛して」などの詞を書いた。

 また、戦没者の遺骨収集活動などに尽力。政治家と交友があり、政治評論も行った。84年のグリコ・森永事件では週刊誌上で「おれが1億2000万円出すから、もう手をひけ」と犯人に呼びかけたことも。昨年、森さんが「おふくろさん」に勝手にセリフをつけたとして“歌唱禁止”を通告し、話題になった。

Excite エキサイト : 社会ニュース
by japan-current | 2008-04-07 20:06 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current