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残念だ

 認知すれば日本人の子供なのだから、自動的に国籍が与えられて然るべきだ。極めて当たり前の結論だと思う。
 大法廷15人のうち3人の反対意見があったことは大変残念だ。もちろん、ちゃんと理由があって反対しているわけだが、「素」になって推敲することも大事だろう。

以下exciteから引用です。
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<婚外子国籍訴訟判決>子供の願い、司法応える
[ 06月04日 21時36分 ] 毎日新聞

 日本人と認めてほしい――素朴で当然の願いに、司法が応えた。日本人父と外国人母の婚外子に国籍を認めない法の規定を違憲と断じた4日の最高裁判決。日本人の血が流れ、日本で生まれ育ち、日本語を話しながら、日本国籍を認められなかった子どもたち。判決後、母と一緒に抱き合って涙を浮かべ、はじけるような笑顔をみせた。

 原告の子どもたちは母とともに傍聴席で判決を聞いた。主文の意味を弁護団から知らされると大きな拍手がわき起こり、東海地方に住む原告のマサミさん(10)=小学5年=は「マジで勝ったの? 夢じゃない?」と笑った。

 母ロサーナさん(43)は88年にフィリピンから来日し、仕事で知り合った日本人男性との間にマサミさんが生まれた。1年後、父の認知が得られ市役所に「正美」の名で出生届を出した。担当者は「日本国籍ではない」と冷たくローマ字への書き直しを命じた。

 「何で私は日本人じゃないの?」。小学2年のころ、マサミさんは日本国籍でないことを知って驚き、泣いた。「外国人」と友達にからかわれ、「学校に行きたくない。転校したい」と漏らしたこともあった。

 妹の直美さん(6)=小学1年=は、出生前に父の認知を受けたため日本国籍。同じ両親を持つのに、国籍法の規定が姉妹の境遇を冷たく分けた。「私は日本人と呼ばれたい。妹と同じ国籍になりたい」。控訴審の法廷でマサミさんは訴えた。

 日本国籍が必要な警察官になる夢を持つマサミさん。判決後の会見で「うれしくて言葉にできない。日本人でしかかなえられない夢をかなえたい」と笑顔をみせた。直美さんも「お姉ちゃんと一緒の国籍になってうれしい」とほほ笑んだ。

 同じく日本国籍が認められたジュリアンさん(14)の母チャーレッテさん(46)は「親の都合で結婚しないで子供を産んで、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今日やっと日本人になって幸せで安心です」とほっとした表情をみせた。【北村和巳、銭場裕司】

Excite エキサイト : 社会ニュース
by japan-current | 2008-06-05 08:08 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current