それほど驚くことでもないだろう。新聞記者の交通違反のもみ消しなんて、ひと昔前ふた昔前ならザラにあったときいている。
行政関係者にとって記者ほど怖いものはない。
事業部門とはいえ新聞社幹部の話を右から左へ流すこともないだろう。
論点とするべきは、この事業部長がどのような認識で頼んだのかだ。
不公正な採用が横行していることを認識したうえで、それならわが子もという認識だったのか、効果の有無はわからないが関係者だから頭を下げておこうという程度の認識だったのか、いずれであるのか、そこが問題だ。
後者であれば同じ親としていくらか同情も感じる。関係者を前にして頭を下げない親はいないだろう。5千円程度の中元・歳暮なら、その程度の感じだったのかもしれない。
しかし、それも、報道機関の驕りの上に立ったうえでの金額なのかもしれない。
まして、前者なら報道機関の使命を忘れた許しがたい行為だ。
いずれにしても許される行為ではないが、これからゾロゾロイロイロでてくるのだろう。
以下exciteから引用です。
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2008年7月23日 12時12分
毎日新聞
<大分教員採用汚職>地元新聞社に怒りの声 部長依頼で
大分県の教員採用汚職事件に絡み、大分合同新聞社(本社・大分市)の松尾勝則事業部長(52)=22日付で事業局参事に降格=が大分市教委部長を通じて娘の合格依頼をした問題で、同社の会見から一夜明けた23日、受験者らから改めて怒りの声が上がった。同社には同日朝までに苦情などの電話が約30件寄せられるなど対応に追われた。
大分合同新聞社は23日付の朝刊1面トップで「弊社社員の口利き関与 心からおわび」などの見出しで、社内調査の結果を報じ、事業部長らの処分の内容を公表した。
同新聞社では社員3人が専従で電話などの対応にあたっており「朝からひっきりなしにかかってくる」(総務部幹部)という。
事業部長は22日付で部長職から外される処分を受けたが、市民から寄せられた苦情の中には「処分が甘い」「大分合同新聞は(事業部長を)実名で掲載すべきだ」などといった意見もあったという。電話のほかにメールでも約60通の苦情や意見などがあったという。
連日、教員採用汚職事件の取材にかかわってきた同社記者は「取材もやりづらくなり、今はどうしていいか分からない」ととまどい気味に話した。
今月19、20日にあった大分県の小学校教員採用試験を受けた県内に住む30代の男性団体職員は「たまたま大分合同新聞で発覚しただけで、他の地元有力企業でも口利きがあるのではないかと疑ってしまう。コネがないと合格できないのではないかという思いがさらに強まった」と話した。
一方、県北部の小学校に勤める40代男性教諭は「報道機関の人というので失望した。会合で顔を合わせた程度の仲で話題に出ること自体、口利きが当然のようにどこでも行われていたかが分かる。もう驚きもなくなった」と冷ややかに話した。
大分市内の男性会社員(57)は「不正をただしていくべき報道機関なのに、不用意な話だ。うみを出してほしい」と批判。同市内の女性会社員(27)は「社会的に地位の高い人たちが、そういうことをしているのが怖い。もっと出てきそう」と不正の連鎖に不安げな様子だ。
教員採用汚職で揺れる県教委の幹部も23日朝、「びっくりしたな。ちょっと信じられん」と驚いた表情で話した。
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