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日本の会社

どん底から這い上がりつつある三洋電機の関係者にすればショックだろうと思う。

でも、国際化が進むなかで、サムソンなど他国の会社に買収されるという可能性もあり得るわけで、そうなると焦燥感のようなものを感じないでもないが、、日本の会社のままであるなら何だか安心だ。
我が家の家電を見渡してみると、三洋電機の製品もかなりある。私としては、ちょっとしたアイデアを上手に製品化してくれるユーザーサイドに立った会社というイメージがある。

どっちがどっちを飲み込もうとも日本のメーカーが強くなることは、日本が国際競争を勝ち抜いていくためにも避けられないことなのかもしれない。

三洋電機関係者にはショックかもしれないが、三洋電機の技術、人材などが評価されたうえでのことであるだろうし、さらに志を高く持って頂きたいと思う。

以下exciteから引用です。
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2008年11月1日 10時58分
毎日新聞
<パナソニック>三洋買収へ 年内合意目指す

 パナソニックが三洋電機を買収する方針を固め、主要株主の三井住友銀行など金融機関3社と本格的な交渉に入ることが1日、分かった。3社が保有する三洋の優先株を取得する方向で協議を進める模様だ。大手電機メーカー同士のM&A(企業の買収・合併)は初めてで、合意すれば年間売上高は11兆円を超え、日立製作所を抜いて国内最大の電機メーカーとなる。パナソニックは年内の基本合意を目指しているが、交渉は株式数や価格を巡って時間がかかる可能性もある。

 三洋は経営不振に陥った06年、経営再建のため、三井住友銀、大和証券SMBC、米ゴールドマンサックスに計3000億円で約4億3000万株の優先株を発行した。この優先株は1株につき普通株10株に転換できる契約で、すべてを普通株に転換すると三洋の発行済み株式の約70%に当たる。現在の三洋の株価で計算すると約6200億円になる。

 パナソニックは、この優先株の過半を取得し、三洋をグループの傘下に置く考えだ。

 三洋は太陽電池や充電池の事業が強く、特にパソコンや携帯電話に使うリチウムイオン電池は世界シェア首位。パナソニックは09年度に連結売上高を10兆円にする目標を掲げており、三洋の買収で電池事業を強化し、グローバル戦略を加速させる狙いだ。両社の連結売上高(09年3月期見通し)は合計すると11兆2200億円となる。

 三洋は、04年ごろから業績が悪化し、資本増強策として、メーンバンクの三井住友銀など3社に優先株を発行する一方、携帯電話事業の売却などを進めて収益を改善。08年3月期には4期ぶりに最終黒字に転換していた。優先株は三洋の了解なしには売却できない契約になっているが、契約期限は来年3月中旬に切れるため、金融3社が売却先を検討していた。

 ◇ことば パナソニック

 1918年に松下幸之助氏が創業。今年10月1日に社名を松下電器産業から変更した。本社は大阪府門真市。映像・音響などのAV機器や冷蔵庫、洗濯機などの白物家電のほか、半導体など幅広く手掛ける。08年3月期の連結売上高は9兆689億円、営業利益は5195億円。

 ◇ことば 三洋電機

 1947年に幸之助氏の義弟にあたる井植歳男氏が創業。本社は大阪府守口市。充電池や太陽電池に強みがあり、家電も手掛ける。04年ごろから業績が悪化し、金融3社主導で再建中。08年3月期の連結売上高は2兆178億円、営業利益は761億円。

Excite エキサイト : 経済ニュース
by japan-current | 2008-11-02 10:12 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current