いいアイデアだけど
2008年 12月 27日
人口25万8千人の佐世保市で、4億円の財源を必要とするということなので、地方経済の見通しも明るくないなかで、これに倣う市町村は多くはないだろう。
また、実務的には、国の資金を市町村が交付するわけで、クーポン発給にした場合、どの時点で支給終了とするのだろうか。一般会計とは異なる別の勘定に繰り入れた時点で支給を終了したものとするのだろうか。
なかなか簡単ではないが、果敢に取り組む態度は立派だと思う。
以下exciteから引用です。
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2008年12月27日 02時09分
毎日新聞
<定額給付金>佐世保市、1割増しの地域クーポン券導入へ
長崎県佐世保市は26日、国が09年支給予定の定額給付金について、口座振り込みや現金支給に加え、給付額を1割増しした地域クーポン「させぼ振興券(仮称)」でも支給するよう検討していることを明らかにした。この場合、1人1万2000円の給付金が1万3200円になる。地元での消費を促し、地域振興につなげる狙いで、総務省定額給付金室は「全国初の取り組みだろう。給付金を消費に回す工夫は歓迎したい」としている。
市によると、定額給付金を含む2次補正予算案が成立すれば、市民に支給される給付金総額は約40億円。割り増し分の最大4億円は、地元商店街などと折半して負担するよう協力を求める方針。支給時期は4~5月ごろと見込んでいる。クーポン券を渡す方法など詳細は今後、総務省と協議する。
朝長則男市長は「商店街にも努力してもらい、一体となって地域活性化につなげたい」と語った。【山下誠吾】
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