被選挙権や職業選択権の機会均等
2009年 04月 25日
それでは、何故そうなるのか。機会の均等が保障されている我が国の社会制度のなかで世襲政治家が増殖する理由は何か。それは選挙を戦うのに有利だからだろうし、政党支部さえも相続できるからだろう。
世襲政治家の側から職業選択権や被選挙権が侵されるという発言があるならば、現状が世襲ではない人々の職業選択権や被選挙権を侵している現状を政治家としてどう考えるのか問いたいものだ。
簡単な話だ。同じ選挙区や関わりのある選挙区からは立候補できないようにすればいい。それだけだ。そうすれば、政党支部の相続もできない。
被選挙権や職業選択権の機会均等が、それで実現できるだろう。誰しも横一線でスタートできるではないか。
以下exciteから引用です。
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2009年4月24日 20時13分 ( 2009年4月24日 21時02分更新 )
毎日新聞
<世襲制限>世襲議員の閣僚から反論相次ぐ
民主党が国会議員の世襲候補禁止を衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込む方針を決めるなど与野党で世襲制限の動きが出ているのを受け、24日の閣議後の記者会見で世襲議員の閣僚から反論が相次いだ。
民主党の鳩山由紀夫幹事長の弟でもある鳩山邦夫総務相は「自分たちはいいけど後は駄目だというのは愚の骨頂だ。どうせなら小沢一郎(民主党代表)さんも鳩山由紀夫さんも鳩山邦夫も出るなよ、とやれば徹底している」と皮肉った。
浜田靖一防衛相は「地盤、看板、カバンを持っているから楽に当選できるとよく言われるが、目の前の見本(父親)を超えなきゃいけない。2世なら何でも投票してくれるわけではない」と強調。野田聖子消費者行政担当相は「比例で候補者の半分を女性にする内規を作る方が前向きだ」と語った。
石破茂農相は「あらゆる人に機会が平等に保証されるべきだ」と主張。中曽根弘文外相は「私は2世議員だが(選挙区を継いだ)世襲ではない」、小渕優子少子化担当相も「世襲というだけで良い悪いを決められるのはちょっと乱暴だ」と不快感を示した。
Excite エキサイト : 政治ニュース