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きれいごとばかりのマスコミ

 番組製作は感性の問題があったり、師弟関係など人間関係があったり、そのあたりは難しいだろうという気はするが、ニュースやワイドショーできれいごとや批判を並べているマスコミ自身が下請いじめをしている。
 たとえば滝川クリステルがフジテレビではなく共同テレビ所属で出向扱いだったので、給料格差があったという話は結構聞かれた話だし、ADの低賃金・不眠不休などはお笑いのネタにさえなっている。
 下請会社の社員も一定の賃金が保障されるように、たとえば定型の下請標準約款を民放連で作るとか、そういう取り組みを進める必要があるのではないだろうか。マスコミの給与水準と下請の給与水準には、身分的な格差を感じざるを得ない。


以下exciteから引用です。
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2009年7月10日 21時31分
毎日新聞
<総務省>テレビ局に「制作会社いじめ」をやめるよう通知へ

 総務省は10日、テレビ局が下請けの制作会社に不公正な取引を強いる「下請けいじめ」を是正するための指針を策定した。テレビ局に対し、発注費を一方的に引き下げる「買いたたき」の防止や、制作会社の持つ音楽・アニメなどの著作権に正当な対価を支払うことなどを求めている。NHKと全国の地上波民放127社に通知する。

 指針は「放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン」。テレビ局が取引停止をほのめかすなど強い立場を乱用して制作会社に不公正な契約を押しつけたケースを列挙し、「独占禁止法や下請け法違反となる恐れがある」と指摘した。

 具体的には、アニメ番組のDVD販売などで得た利益の配分をテレビ局がアニメ制作会社に押し付けたケースについて「テレビ局に著作権がないにもかかわらず、一方的に収益配分を決めることは独占禁止法上、問題となりうる」と指摘。番組のテーマ曲を制作した音楽プロダクションにテレビ局が著作権譲渡を強要したケースも下請け法上の問題になりうるとしている。このほか▽トンネル会社を使った制作委託料の抜き取り▽制作会社への強引な出資▽取引条件を一方的に変更する――などの例でも是正を求めた。

 指針の策定は、08年1月に総務省が設立したテレビ局、制作会社の業界団体、大学教授らでつくる検討会が実施。業界への聞き取り調査で不公正な取引実態が判明したため、今年2月には契約書の交付を徹底することや、買いたたきを禁止する指針を決め、業界に通知していた。【中井正裕】


Excite エキサイト : 経済ニュース
by japan-current | 2009-07-11 10:56 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current