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栗東新駅は理屈のかたまり

Excite エキサイト : 社会ニュース

これだけの記事からでは、論旨が全くつかめないが、起債の差し止めなんて話にいたるまでに、原告・被告ともにあらゆる理屈をこねまわしているんだろう。この記事だけから論旨を読み取れるならば、それは想像力が極めて豊かであると言えるだろう。

推進派としては、市議会の議決さえ得られるなら、債務負担行為または継続費を設定して、分割払いにすることは可能である。今日の判決は、支出を差し止めるものではないからだ。

いずれにしても、みんなでよく考え直してみるべきだろう。といっても、話し合いなんてできない状況なんだろうな。

新幹線の駅ができて、どうなるんだろう、という素朴な疑問は感じている。

以下引用です。
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栗東市の起債を差し止め 新幹線新駅建設に影響
[ 09月25日 13時57分 ] 共同通信
 滋賀県栗東市に建設中の東海道新幹線の新駅をめぐり、仮線路の設置工事に市が約43億円の地方債を発行し充当するのは「民間企業のJR東海が負担するべき経費の肩代わりで違法」として、反対住民らが起債差し止めを求めた訴訟の判決で、大津地裁(稲葉重子裁判長)は25日、原告の請求をほぼ認め、起債差し止めを命じた。
 判決は、仮線工法はほかの工法と比べ経済的合理性を欠くと指摘。「仮線工事は駅舎建設のために必要だが、道路拡幅工事と一体不可分とは言えず、工事費は本来の目的である道路工事費に比べあまりに巨額」と判断し「地方公共団体には、財源として地方債を充てることができるかの判断については裁量権はない。地方債を限定的に許容した地方財政法の趣旨に違反する」と結論付けた。既に起債した分については訴えを却下した。
 地方財政法は起債できる要件を規定。仮線工事が「公共施設の建設事業」として起債を認められるかが焦点だった。
 原告側弁護士によると、自治体の起債差し止めが認められるのは初めて。新駅建設凍結を唱え初当選した嘉田由紀子知事に追い風となり、建設計画に大きな影響を与えそうだ。
by japan-current | 2006-09-25 18:20 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current