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英語よりも体育

体力・運動能力調査の結果が発表された。
子供の体力・運動能力の低下に歯止めがかからない。
専門家の指摘にもあるように、
生活習慣の乱れを正すことが大切だと思う。
そんなことは百も承知だ。
でも、親だって、職業人としてのタイムテーブルがあり、
さらに女性の社会進出も進み、
そのしわ寄せが子供の生活習慣の乱れに出てきている。
私自身、反省するところが多いが、
実のところ、どうにもならないことも多い。

また、都市部に限らず、子供が身体を動かす場もなければ
身体を動かす時間もなくなった。

それを、補える場所と時間は学校だけだ。

ぜひ、体育の時間を増やすとともに、
魅力ある体育教師を小学校にも配置して欲しい。

英語の小学校必修化が進められているが、
そんなことよりも体育の充実だ。

英語の後から勉強できるが、
身体の発育は取り戻せない。


以下引用です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
<体力・運動能力調査>
朝食食べる子、食べない子より持久力
[ 10月08日 20時29分 ] 毎日新聞
 朝食を食べている子ども(6~17歳)は、食べていない子どもよりも持久力のあることが8日、文部科学省の05年度体力・運動能力調査で分かった。調査に加わった順天堂大の内藤久士助教授は「生活習慣の乱れが体力低下に影響している」と分析。子どもの体力向上には、改めて規則正しい生活の重要性が浮かび上がった形だ。
 調査は05年5月から10月にかけて、6~79歳の7万4194人を対象に実施(回収数7万1542人)。
 調査では、体力と生活習慣の相関関係を分析した。6~17歳の持久力(20メートル往復持久走)を、▽朝食摂取状況▽1日の睡眠時間▽テレビ視聴時間(テレビゲームを含む)別に比較すると、男女各年齢ともに朝食を食べる子どもが食べない子どもを上回った。
 テレビ視聴とのかかわりでは、「3時間以上テレビを見ている」子どもの成績は、「1時間未満」と「1時間以上3時間未満」の子どもを下回る傾向を示した。また、睡眠時間では、「8時間以上睡眠を取る」6~11歳の子どもが、「6時間未満」の子どもを上回る傾向だった。
 内藤助教授は「朝食を食べたから、何時間寝たから、テレビを見たからどうだというのではなく、生活習慣が(体力向上に)好ましいか好ましくないかの問題だ」と指摘した。
 また、子どもの運動能力の低下傾向は続いている。調査によると、持久走(1500メートル走)は男子17歳(380.78秒)と同19歳(403.20秒)が過去最低を記録。85年の13歳(366.40秒)よりも遅かった。女子では8歳と9歳の立ち幅跳び、17歳と19歳のボール投げが過去最低。
 11歳の50メートル走では、男子8.95秒、女子9.20秒と、いずれもピークとされる85年より0.20秒遅くなった。11歳のソフトボール投げでは、男子の34.0メートル(85年)が29.8メートルに、女子の20.5メートル(同)が17.8メートルにまで落ち込んだ。
 一方、成年(20~64歳)の反復横とび(敏しょう性)は、男性の30~34歳と40~59歳の各世代で最高値を記録。女性の反復横とびも45~49歳、55~59歳で最高値となるなど、05年度も向上傾向が続いた。【高山純二】

Excite エキサイト : 社会ニュース
by japan-current | 2006-10-08 23:26 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current