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警察組織としての結果責任

佐賀県警の「非番の警官」に違法な職務質問や追跡を受け心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、佐賀県の女子中学生(15)が、県に約560万円の損害賠償を求める訴訟を、13日までに佐賀地裁武雄支部に起こしたそうだ。
一つの論点は、公務執行中かどうかだが、これだけ執拗に追いかけるのは私人の行為ではなく、公務執行中であるだろう(逆に、警官が刺し殺されていたら、公務災害だし、2階級特進だろう。)。
警察組織としてきちんと対応すべきだ。

警察の仲間内の感覚では、非番の日にプロ根性を出したのに、割に合わないよなー、という感じだろう。それは同感だ。それに以前の浜松の事件とは比べ物にならないくらい、警官側の落ち度はないだろう。クソ真面目な人かもしれない。私は、記事を読む限りでは、この警官について懲戒処分が必要だとは思わない。

ただ、なぜ、これまでの2年間に解決できなかったのか。
警察組織の対応には疑問を感じる。

以下引用です。
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「警官の追跡でPTSD」 佐賀の中学生、県を提訴
[ 10月13日 11時39分 ] 共同通信
 佐賀県警の非番の警官に違法な職務質問や追跡を受け心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、佐賀県の女子中学生(15)が、県に約560万円の損害賠償を求める訴訟を、13日までに佐賀地裁武雄支部に起こした。
 訴えなどによると、女子中学生は1年生だった2004年11月20日夜、書道教室から自転車で帰宅中に、私服で自家用車に乗った伊万里署の巡査部長に呼び止められ、変質者と思い逃げた。しかし、巡査部長に追い掛けられたため「殺される」とさらに逃げ、書道教室に戻ったところを保護された。
 巡査部長は自転車の窃盗事件を調べていたが、中学生の自転車は盗難車ではなかった。
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中学生殴り警官書類送検 いたずらされたと勘違い
[ 09月29日 12時38分 ] 共同通信
 静岡県警浜松中央署は29日までに、中学生を殴りけがをさせたとして、傷害容疑で浜松東署の50歳代の男性警部補を書類送検した。警部補は同日までに依願退職した。
 調べでは、警部補は今年5月、休日に浜松市内の知人宅を訪問。窓をコツコツとたたく音がしたため、いたずらされたと思い込み、外にいた同市の中学生4人を「何をしているんだ」などとしかりつけた。逃げた1人を除く3人の顔を平手で殴り、全員に軽傷を負わせた疑い。
 実際には中学生らの差していた傘が偶然、狭い道路に面した窓に当たっただけだった。
 保護者が同月、浜松中央署に被害届を出し、今月28日に書類送検していた。
 *わたしのブログではTags:「飲酒運転」 「政治」「 ニュース」で、「 警察って この程度なんでしょうか ガッカリ」という投稿があります。

Excite エキサイト : 社会ニュース
by japan-current | 2006-10-14 11:07 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


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