報道では伝わり難いこと
2006年 10月 24日
地震の恐ろしさは、「家」を失うことだ。
住処としての家だけではなく、経済的な基盤から想い出まで、全てを失うことにある。
不幸にも最愛の家族を失うこともある。自らの命を失うこともある。
体験した人、現場に行った人しかわからない。
普通の神経では、シャッターを押すこともできない。
戦場写真と同じだ。
以下引用です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
復興への誓い新た 新潟県中越地震2年
[ 10月23日 21時47分 ] 共同通信
新潟県中越地震の際、車ごと土砂崩れに巻き込まれた男児が、92時間ぶりに救出された同県長岡市妙見町の現場で、地震から2年の23日、県主催の式典「追悼と復興への誓い」が開かれた。発生時刻の午後5時56分には、犠牲者数と同じ67の明かりをともし、黙とうをささげた。
奇跡の救出劇は「復興への希望」の象徴とされた。仮設住宅には9月末現在で約1600世帯の約5300人が入居。うち800世帯が地震から3度目の冬を仮設で迎える。
泉田裕彦知事は、道路や生活関連施設の復旧が進んでいることに触れた上で「まだまだ震災の痛々しい傷跡が随所に見られる。住民の笑顔の奥にある苦難の2年間を思い、復興の決意をさらに強くした。一日も早く被災者全員が生活再建できるよう支援していく」と述べた。
Excite エキサイト : 社会ニュース