「小さな政府」
2006年 11月 17日
「選択の自由」の日本語版が発刊されたとき、買い求めたものの、精読するには至らなかった。数回の引越しを経た今、どこにあるかはわからない。
「小さな政府」という考え方及びそこから派生する考え方は、今でも生き続けている。民活・民営化は、その手法が問題だが、基本的には正しい方向だと思うし、今の政府機構はあまりに肥大化し、国民も過度に期待し過ぎている。所詮、人間の所業なのだ。
これからは、経済学と地球環境科学との融合が求められる時代のように思うが、そのなかで市場経済はどう動いていくのだろうか。
ご冥福を祈りたい。
以下引用です。
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M・フリードマン氏死去 ノーベル賞受賞
[ 11月17日 07時54分 ] 共同通信
ミルトン・フリードマン氏(ノーベル賞受賞の米経済学者)16日、米カリフォルニア州サンフランシスコの自宅で死去、94歳。死因は不明。
1912年7月、ニューヨーク市生まれ。コロンビア大で博士号を取得し、シカゴ大教授などを務めた。「消費の経済理論」(57年)、「資本主義と自由」(62年)「選択の自由」(80年)など数多くの著書を残した。財政出動に頼った経済政策運営の限界を指摘し、通貨供給量の調節など金融政策、市場の役割を重視した「小さな政府」を提唱した。レーガン米大統領やサッチャー英首相に大きな影響を与えた。
76年に金融理論への貢献でノーベル経済学賞を受賞した。(ニューヨーク共同)
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