まだまだ広がる
2006年 12月 09日
宮崎のケースの特徴は、委託業務に関する談合であるようだ。農林部局でも測量、設計、計画といった委託業務が多いので、県知事の命により談合が進められたはずだ。
建設事業は積算根拠もはっきりしているし、実のところ、業者の実入りもそれほど多くはない。ところが、委託業務はまるまる人件費がほとんどであるため、人件費単価が違えば美味しい思いができるし、賄賂を捻り出すことも難しくないのだろう。
以下引用です。
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120人態勢で捜索続行 新たに宮崎県農政水産部も
[ 12月09日 12時34分 ] 共同通信
宮崎県の官製談合事件で、宮崎県警捜査2課は9日も120人態勢で10数カ所の家宅捜索を実施した。このうち県庁には午前9時半ごろ、20数人の捜査員が段ボールを持って到着。本庁舎隣の1号館に捜索に入った。
出納事務局長室のほか、これまでの事件に直接的にはかかわっていなかった農政水産部も捜索。いずれも1号館内にあり、入り口には、中に人が入れないように黄色のテープが張られた。
この日は閉庁日だが、通りかかった男性職員(50)は「(前知事が逮捕された)昨日は、長い職員生活の中で一番印象深い日だったんですが、捜索はまだ終わらないんですか」と驚いた様子で話した。
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