1995年の2月下旬だった
2007年 01月 17日
被災から1ヶ月を経たまちの風景で、私の心に重く圧し掛かってきたもの。
それは、家が残っている人と家をなくした人のギャップだった。
家が残っている人は、家族も含めて人的な被害も少なく、その頃にはネクタイを締めて通勤していた。その一方で、家も、家族も亡くし、小学校のテントで弁当を待つ人たちがいた。
私にとって、このギャップの大きさは大変衝撃的なものだった。
この話は何度も人に話しているが、いまだに満足に説明できないでいる。
なぜ、それほど衝撃を受けたのか?そこが、うまく説明できない。
あの3日間のことは、未だに心の中で未消化なのだろう。
それと最近思うのは、阪神大震災は局地的な地震だが、
関東、東海、南海の3つの地震は広域的な被害が予想されるということだ。
阪神大震災のような支援は期待できないだろう。
自分達で生き延びることができるような手立てを尽くしておかなければならない。
以下引用です。
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鎮魂の祈りに包まれる 阪神大震災発生12年
[ 01月17日 19時24分 ] 共同通信
阪神大震災は発生から12年を迎え、被災地では17日夜まで追悼行事や激励コンサートなどが続き、鎮魂の祈りに包まれた。大火災で壊滅的な被害を受けた神戸市長田区では、JR新長田駅前でボランティアらがペットボトル製の灯籠約1400本を「1・17ながた」の文字に並べて灯を分け合い、午後5時半から一つ一つに点灯。地震発生時刻から12時間後の午後5時46分、約600人が黙とうをささげた。
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