地球温暖化防止対策の取り組みの深化
2008年 03月 28日
それにしても、環境問題で晒し刑に処せられるとは、国の取り組みが違ってきたことが感じられる。
以下exciteから引用です。
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<温室ガス排出>企業名を初公表 電力・鉄鋼が上位に
[ 03月28日 21時54分 ] 毎日新聞
環境省と経済産業省は28日、地球温暖化対策推進法の報告制度に基づき、温室効果ガスの排出が多い企業の06年度排出量を初めて公表した。電力や鉄鋼、石油化学、セメントなどの企業が上位を占めた。今後、毎年公表し、企業の削減努力を促す狙い。
一定以上の排出量の1万4224事業所(7505社)と輸送業1439社のデータを、企業や業種ごとにまとめた。企業別では、電力会社は利用者に供給した分も含めた発電段階での排出量、その他の企業は電力使用分を含めた排出量で集計。二重に集計される電力分を除くと、報告された排出量は計6億4025万トン(二酸化炭素換算)で、日本の排出量の48%を占めた。
企業別上位は東京電力、JFEスチール、新日鉄の順で、いずれもシンガポール1国の04年排出量を上回った。上位10社中7社は電力会社だった。
電力や輸送を除いた事業所を業種別にみると、▽鉄鋼32.6%▽化学15.1%▽窯業・土石製品11.6%▽石油・石炭製品6.3%▽製紙・パルプ5.3%の順となった。
事業所別では16位までを石炭などの火力発電所が占め、1位の中部電力碧南火力発電所(愛知県)は2410万トンで、ペルーに近い排出量だった。
個々の事業所の排出量も開示請求で公開されるが、新日鉄やJFEスチール、東ソーなど14社36工場は「公表されると競争上の利益が損なわれる」と訴え非開示とされた。【山田大輔】
◇排出量の多い上位10社
(1)東京電力 6888
(2)JFEスチール 6029
(3)新日本製鉄 5933
(4)中部電力 4732
(5)Jパワー 4356
(6)東北電力 3413
(7)中国電力 2546
(8)住友金属工業 2214
(9)九州電力 2129
(10)関西電力 2048
(単位は万トン。二酸化炭素換算。電力会社は発電段階、その他は電力使用分を含む)
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