公約の片付け
2008年 05月 07日
ところで、市町村に財源と権限を委譲するって、その財源を100%大阪府が負担するのだろうか?
財政非常事態とか倒産会社とか言っていたのだから、カネがないことぐらいわかっていたはずだ。その財源はどこからどう捻出するのだろうか。
お説のように市町村は住民ニーズを把握しているから、公立小学校の校庭の芝生化なんていうバカなことは考えもしない。
結局、「地方分権」という美辞麗句の下に都道府県や市町村へ仕事を押しつけている国のやり方と同じか。それ以下だ。国の場合、不完全ながらも財源移譲も進めている。
できもしない公約の片付けにすぎない。馬脚をあらわしたとしか言えないだろう。
以下exciteから引用です。
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橋下知事、子育て支援修正 市町村に財源と権限移譲
[ 05月07日 21時11分 ] 共同通信
大阪府の橋下知事は7日、公約に掲げた子育て支援策の充実について府が直接実施するとしていた従来の方針を軌道修正し、市町村に財源と権限を移譲した上で実現する考えを示した。また公約に盛り込んでいた公立小学校の校庭の芝生化に関しても「市町村の権限で実現してほしい」と述べた。知事は「住民サービスは市町村でないと的確にニーズが把握できない。方向性を基本的に間違えていた」と説明した。
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