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中日新聞をのぞいてみた

ちょっと興味を持ったので、中日新聞をのぞいてみた。
しかし、動機などははっきりしていない。

殺害方法に焦点が向けられているが、殺意が形成された経過の方が気になる。

13歳の歳の差カップルは、どういう経過で結婚し、破綻し、最終的な結末を迎えるの至ったのだろうか。
そして、電力会社の技術系社員のくせに、あまりに幼稚でツメの甘い犯行計画はどうしたものだろうか。


野次馬根性はこのくらいにして、残された子供がすくすくと育ってくれることを願いたい。



http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008082702000063.html
川で事故装い妻殺害か 離婚調停の夫逮捕へ
2008年8月27日 朝刊

 愛知県犬山市栗栖の木曽川で6月、遊びに来ていた同県稲沢市下津北山町の主婦川井久美子さん=当時(28)=が水死した事故で、一緒にいた会社員の夫(42)が転落事故を装って久美子さんをおぼれさせた疑いが強まったとして、県警は殺人容疑で夫の逮捕状を取った。27日にも事情聴取し、容疑が固まり次第逮捕する。

 捜査1課や犬山署の調べでは、夫は6月8日午後3時すぎ、久美子さんと長男(3つ)の家族3人で来ていた木曽川河川敷で、高圧電流を発生させる護身用の機器で久美子さんを襲い、運動神経を一時的にまひさせたうえ、川の中で水死させた疑いが持たれている。県警は川底から機器を発見、押収し、久美子さんの腹部に機器の電極部分と一致する2カ所の赤いやけどのあとを確認した。

 家族は同日午後1時ごろから、木曽川に来ていた。午後3時すぎ、夫が近くの野外活動センターに「妻と長男が川に落ちた」と助けを求め、センター職員が119番。長男にけがはなかったが、久美子さんは搬送先の病院で死亡した。

 直後の調べに、夫は「帰ろうとして駐車場に戻る際に道に迷ったので、妻子を待たせて道を探しに行った。5分後に戻ると、妻と長男が川に転落していた。長男を先に助け、その後に妻を助けたが、すでに意識がなかった」と説明していた。

 しかし、現場は川遊びに訪れるような場所ではなく、妻子が転落したという岩場から川までは高さ1メートル、水深50センチと大人がおぼれるには不自然な点があった。県警は、現場の状況と夫の説明に矛盾があるとして捜査を開始。夫婦は別居中で離婚調停を進め、長男の親権をめぐり争いがあったという。


http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008082802000137.html
水辺へ執拗に誘う 水難偽装妻殺害、計画的犯行か
2008年8月28日 朝刊

 愛知県犬山市の木曽川で名古屋市守山区瀬古東の主婦川井久美子さん=当時(28)=が水難事故を装って殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された夫で中部電力社員の川井正俊容疑者(41)が事件前から、久美子さんを執拗(しつよう)に水辺に誘い出していたことが県警の調べで分かった。県警は水難事故を偽装した殺害を以前から計画していたとみて追及する。

 犬山署捜査本部の調べでは、川井容疑者と久美子さんは2年ほど前から別居中で離婚調停を進めていた。当時は久美子さんが長男(3つ)と一緒に暮らしていたが、親権や養育費などをめぐり争いがあり、話し合いの中で川井容疑者が久美子さんに暴力を加えることもあった。

 久美子さんと長男は川井容疑者と定期的に面会していたが、事件の1カ月半前にも川井容疑者の誘いで木曽三川公園で遊んでいた。事件があった6月に会う際も、川井容疑者が岐阜県内の木曽川での川遊びを提案。久美子さんが「遊園地にしよう」と断ると「それじゃ面白くない」と木曽川に行くことを持ち掛けたという。

 事件当日の6月8日は、別々の車で犬山市の木曽川近くの神社駐車場まで行き、3人で川沿いの岩場に向かった。久美子さんはスタンガンで電気ショックを受けた後、水死させられたとみられ、県警は川井容疑者の行動などを調べている。


http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008082702000262.html
妻殺害で中電社員を逮捕 水難偽装疑い、闇サイトから情報
2008年8月27日 夕刊

 愛知県犬山市の木曽川で6月、家族と遊びに来ていた名古屋市守山区瀬古東の主婦川井久美子さん=当時(28)=が水死した事故で、県警捜査一課と犬山署は27日、水難事故を装って殺害されたとの見方を強め、殺人容疑で夫の中部電力社員川井正俊容疑者(41)=愛知県稲沢市下津北山町=を逮捕した。県警の調べで、川井容疑者は殺害手段などが書かれたインターネットの闇サイトに頻繁に接続していたことが判明。サイトを参考に以前から久美子さんの殺害を計画していたとみられ、犯行の詳しい状況や動機などを追及する。

 川井容疑者は「違います」と容疑を否認している。

 調べによると、川井容疑者は6月8日午後3時すぎ、久美子さんと長男(3つ)の3人で訪れた犬山市栗栖の木曽川左岸の岩場で、久美子さんの腹部にスタンガン(高圧電流銃)で電気ショックを与えて川に突き落とし殺害した疑い。

 川井容疑者は久美子さんがおぼれた直後の調べに「駐車場に戻る道に迷い、1人で捜しに行ったが、戻ってみると妻と長男が川に転落していた」などと話していた。

 現場が幼児を連れて遊ぶような場所ではなく、久美子さんの体に不自然な傷のあとがあるなど状況に不審な点が多いことから、県警は直後に川井容疑者の自宅を殺人容疑で家宅捜索。押収したパソコンの記録を解析した結果、さまざまな殺害方法を掲載したサイトや金銭で復讐(ふくしゅう)や犯罪行為を請け負うサイトなどに接続していたことが分かった。闇サイトへの接続は昨年末ごろから始まり、ネットで集めた殺害方法をパソコンに記録していたという。スタンガンもインターネットで購入した履歴が残っていた。

 夫婦は2004年2月に結婚したが、06年11月から離婚調停に入った。事件当時は別居中で長男は久美子さんが養育し、親権や慰謝料などをめぐり争いがあったという。

 離婚調停の中で川井容疑者は月1回、長男と会うことが認められ、犯行当日は「川遊びをしよう」と別々の車で現場近くの神社駐車場で合流後、川岸に向かったとみられる。

◆厳正に対処
 ▽中部電力広報部の話 公益事業に携わるものとして、事実であればまことに残念である。当社の従業員が逮捕されたことは、あってはならないことであり、今後、事実関係を把握したうえで、厳正に対処いたします。


http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008082802000276.html
特殊なスタンガン使用か 木曽川・女性水死
2008年8月28日 夕刊

 愛知県犬山市の木曽川で名古屋市守山区瀬古東の主婦川井久美子さん=当時(28)=が水死した事件で、夫で中部電力社員の川井正俊容疑者(41)が犯行に使ったとされるスタンガン(高圧電流銃)は、相手に痛みを与えるだけでなく、体を一時的にまひさせる特殊な機器であることが、県警の調べで分かった。現場の川からは川井容疑者のものとみられるナイフも見つかり、県警は当日の犯行を入念に計画していた裏付けになるとみている。

 県警は28日午後、殺人容疑で川井容疑者を送検した。

 捜査1課などによると、機器は米国製で10センチほどの大きさ。一般的なスタンガンは体に接触させている間だけ痛みがあるのに対し、現場の川底から見つかったタイプは電気ショックを与えた後にも脱力感が残り、意識はあるものの身動きできなくさせる機能があるという。護身用具店などは「実際の威力は不明だが、説明書によると『2秒以上の接触が効果的で、15-45分間、動作不能の状態になる』」としている。

 すでに2年前に生産中止され、現在は入手困難だが、川井容疑者は自宅のパソコンでネットオークションに出品されているのを見つけ、今年春ごろに購入したという。ナイフは犯行に使われた形跡はないが、川井容疑者が事前に準備し、当日持参したとみられる。

 久美子さんは6月8日午後3時すぎ、長男(3つ)と川井容疑者と訪れていた木曽川で水死した。しかし、大人が水死するような場所ではなかったうえ、近くの川底からスタンガンとナイフが発見され、久美子さんの腹部に電極部分と一致する電撃痕があった。

 県警は川井容疑者がスタンガンで久美子さんを身動きとれなくし、川で水死させたとみている。



以下exciteから引用です。
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2008年8月27日 11時22分
毎日新聞
<殺人>事故装い妻殺害の夫を逮捕 愛知県警

 愛知県犬山市の木曽川で6月、名古屋市守山区の主婦、川井久美子さん(28)が川に転落して水死した事故があり、県警捜査1課と犬山署は27日、事故を装った殺人事件と断定、夫で同県稲沢市下津北山町、中部電力社員、川井正俊容疑者(41)を殺人容疑で逮捕、犬山署に捜査本部を設置した。

 調べでは、川井容疑者は6月8日午後3時ごろ、犬山市栗栖の木曽川左岸の河川敷で、久美子さんにスタンガンを使用したうえ、川に水没させて殺害した疑い。容疑を否認しているという。

 川井容疑者は犬山署の事情聴取に対し、久美子さんと長男(3)の3人で川遊びをしていたところ道に迷い、帰り道を探そうと目を離したすきに2人が川に転落、長男しか助けられなかったと説明していた。

 しかし、現場は水深約55センチと浅く、大人が水死するには不自然だったことに加え、久美子さんにスタンガンによるやけどや外傷など不審な点があったため捜査を継続。現場近くで発見されたスタンガンが川井容疑者が事前にインターネットで購入したものであったことなどから、逮捕に踏み切った。

 川井容疑者と久美子さんは別居し、養育費の支払いや親権を巡り、離婚調停中だった。

 中部電力によると、川井容疑者は技術系社員で91年4月に入社。7月から関連会社に出向した。無断欠席や遅刻などはなく、勤務態度は「まじめにコツコツと働いていた」といい、逮捕前日の26日も通常と変わらぬ様子で出勤していたという。中部電力広報部は「あってはならないこと。事実関係を把握し、厳正に対処する」とコメントしている。【飯田和樹】


Excite エキサイト : 社会ニュース
by japan-current | 2008-08-29 00:20 | ニュース

胸を張って「BMIは22です」と言えるまでの徒然草。「japan current」とは「黒潮(日本海流)」のことですが、「日本の今」という意味合いをあわせて用いています。


by Japan-current