骨抜きのシステム
2008年 09月 12日
警視庁VS湾岸署の構図だ。
見抜けなかった理由は不意打ちしなかったことにはないだろう。追跡調査できる仕組みを構築していなかったからだし、事故米と食用米が混じり合う場面を避けようとしなかったからだ。それって、多分、現場で対応できることではなく、霞ヶ関対応ではないのか。契約手順とかは霞ヶ関で決めているのではないのか。
骨抜きのシステムのなかで、いくらがんばっても結果は変わらない。
以下exciteから引用です。
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2008年9月11日 19時18分
毎日新聞
<事故米転売>三笠フーズ調査の職員、処分を検討…農水次官
コメ卸加工会社「三笠フーズ」(大阪市)による事故米の転売問題を受け、農林水産省の白須敏朗事務次官は11日の記者会見で、三笠フーズに立ち入り調査を行った担当職員の処分を検討することを明らかにした。
農水省は三笠フーズに対し、過去5年間で計96回の立ち入り調査をしたが、事前に日程を伝えていたため、二重帳簿を使った不正を見抜けなかった。また、売却した事故米の最終的な販売先を確認しないなど、監視体制の甘さが被害を拡大させたとの批判が高まっている。白須次官は「職員が具体的にどのような調査をしたのか、検証したうえで処分を検討する」と述べた。
また、事故米を使った食品の安全性については、食品安全委員会の基準を示し「健康に影響を与える恐れは極めて少ない」との見方を改めて強調した。【工藤昭久】
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